旧車紹介(自転車ネタ)

大掃除のついでに埃をかぶっていたマウンテンバイクを引っ張りだしてみました。

 

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KLEIN RASCAL(クライン・ラスカル)、1993年モデルだったと思います。

当時はマウンテンバイクが日本で注目を浴び始める直前くらいでしたが、アルミを使ったフレームは極太で、それまで細身のスチールフレームしか見たこと無かった自分にとっては衝撃的でした。

 

当時はこれにロックショックスMAG21というエアサス・フォークを付けて山の中を走り回って楽しんでいたものです。

(MAG21は単体で手放してしまったので、現在はリッチー・ロジックのクロモリ・フォークが付いてます。)

 

当時を思い出しながら、ラスカルの各部を写真でたどりながら思い出に浸りたいと思います。

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RASCALのエンブレムですね。右に見える白いパイプのようなものはリア・ブレーキケーブルのフレーム内蔵のためのリードです。このころアルミフレームでのケーブル内蔵は珍しかったですね。

 

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ボトムブラケット近くに星条旗が記されてますが、これが結構クールだと思ってます。国旗が掲げられていると何かものすごい大きな誇りのようなものを感じますね。星条旗の下にパテント出願中の表記がありますね。

なお、このRASCALの塗装ですが、当時のものはフェラーリが使っている塗装工場と同じところで塗装してもらっていたようです。ですからフレームのコストの結構な部分を塗装が占めていた、というのを聞いたことがあります。

かなり山の中を走り回ったにもかかわらず傷は少ないほうですし、20年以上経った今でも塗装はとてもきれいです。コストが掛かっているのはうなずけます。

 

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このRASCALはリアエンドも特徴的です。いわゆるピストバイクと同じ正爪(ピストエンド)です。リアスプロケットに付いている埃はご愛嬌ということで。

 

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懐かしい変速機です。マウンテンバイク黎明期のマウンテンバイク用コンポでしたね。XTではなくディオーレXTです。

ワイヤ端の処理はアルミのキャップを使わずステンレス用半田で固めてます。

ディレイラーはマウンテンバイクのワイドレシオをカバーするためのロングゲージですが、実はマウンテンバイクのダウンヒルが流行り出すと、でこぼこ道の超高速下りでチェーンが暴れて外れたりしないようにショートゲージが流行ったりするんですよね。これはそんなショートゲージが流行る前のものです。

 

 

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ブレーキはディオーレXTのロープロファイルです。フレームが赤黒だったので、当時珍しかった黒い色のブレーキ本体を使ってます。ブレーキシューは制動力が高いと言われていたXTRのものに変えてますが、へなちょこな小生の感覚では差がわかりませんでした(涙)。

しかし現在のディスクブレーキやVブレーキからするとブレーキの効きは、、、とても悲しいものがありました。山の中を走っていると人差し指と中指が腱鞘炎を起こしそうでした。

 

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デザイン優先のONZAの千鳥です。これも黒で統一してます。ブレーキケーブル端もステンレス半田で処理してますが、そこに埃が付いているのはご愛嬌ということで。

 

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 クイックリリースはリングレのチタン・スキュワーです。ハブを貫くシャフトがチタン製でとっても軽いです。

写真奥に見えるハブも実は黒のものを選んでます。カラーリングに気を使っていたんですね当時は。

スキュワーのレバーには、散々山の中を走り回ったため、ところどころ傷が見えますが、こんな傷を見ているといろいろと楽しかったことを思い出します。

 

いままで愛用したものは全て取っておきたいものですが、諸般の事情でそういうわけにはいきません。

RASCALはまだ実車が手元にあるから良いのですが、写真しかないものもあり手放した後に結構後悔するんですよねー。ま、家が広くないんで仕方ないんですけど。

 

このあとも旧車紹介をしていきたいと思います。