今日はちょっと野暮用があり、GWで天気が良いというのにどこかに遊びに行くというわけにはいきません。
まあ、この時期はどこに行っても混んでいるので、こういう日は家でカレー作りというのも悪くないもんです。
さてさて、今日は私のお気に入りレシピ、南インドのチキンカレーです。
特徴はホールスパイス(パウダーにしていないスパイス)で八角を使うというところでしょうか。
こんな形をしてます。今回はこれを1個使います。
八角は中華料理でよく使われるスパイスですね。
横浜中華街に行くと独特の香りがしますが、あれが八角の香りです。
香港空港に到着したときに出迎えてくれる香りでもありますが。
さて材料です。
★材料
サラダ油 大さじ3
にんにく みじん切り25g(にんにく片5~6個分)
玉ねぎスライス 大1個分
生姜 千切り25g
トマトスライス(ぶつ切りでも可) 大1個分
塩 小さじ1
鶏もも肉 500g前後 皮を取り除き、ひと口大にぶつ切り
お湯 500cc
ココナッツミルク 200cc
★ホールスパイス
シナモンスティック 3~4cm 2本
カルダモン 4粒
マスターシード(イエロー) 小さじ2
タカノツメ 2本
★パウダースパイス
ターメリック 小さじ1/2
カイエンペッパー 小さじ1
コリアンダ 大さじ2
ブラックペッパー粗挽 小さじ1/3
作り方
(1)下ごしらえ その1 ココナッツミルク
最初にココナッツミルクですが、缶入りタイプなどを入手する場合はここは読み飛ばしてください。
私の場合、ココナッツパウダーから作ってますので、その作り方を。
ココナッツミルク200ccは、ココナッツパウダー大さじ7とお湯150ccから作ります。
鍋にお湯150ccを沸騰させたら、ココナッツパウダー大さじ7杯分を入れて、だまがなくなるまでかき混ぜます。だまが無くなったらできあがり。最後に使うので置いておきます。
(2)下ごしらえ その2 玉ねぎのスライス
繊維を断ち切るようにスライスするやり方です。
最初玉ねぎを縦方向(繊維方向)に包丁を入れて、真っ二つにします。
それを繊維を断ち切るように(真っ二つにしたときに入れた包丁の方向と垂直に)スライスしていきます。
(3)火にかけない状態でなべにサラダ油とタカノツメ以外のホールスパイスを入れます。
(4)鍋を傾けてホールスパイスが油に浸るようにして、強めの中火にかけます。
マスターシードがパチパチと弾けてきたら弱火にしてタカノツメを入れます。
(5)マスターシードが弾け終わったら、弱火のままでにんにくみじん切りを入れて炒め、香りが立ってきたら玉ねぎスライスを入れ、強めの中火で焦がさないように玉ねぎを炒めます。
(6)玉ねぎがほんのり色付いたら(きつね色の手前)、生姜の千切りを入れて玉ねぎがきつね色になるまで炒めます。
(7)玉ねぎがきつね色になったら弱火にしてパウダースパイスを入れて手早く混ぜます。
(8)トマトのスライスを入れ、強めの中火にしてトマトをつぶすようにして全体ペースト状になるまで炒めます。
このときトマトから出る汁気を利用して鍋の底やふちに付いた玉ねぎエキスが茶色くなったものをこそげ落とします。
(9)ペースト状になったら塩を加えて軽く混ぜて、鶏肉を加えます。鶏肉の表面がうっすらと白っぽくなるまでペースト状のものと鶏肉を混ぜながら炒めます。焦がさないように。
(10)お湯500ccを加えてよく混ぜながら沸騰させます。
(11)沸騰したら鍋に蓋をしてとろ火で20分ほど煮込みます。
(12)煮込んだらココナッツミルクを加えて味見します。
味が薄いと感じたら、塩を小さじ1/2~1/3単位(分量外)で加えて調整します。
これで出来上がりです。
ご飯とあわせても良いですし、ナンやパンと食べても美味しいです。
なお、辛さは個人差があると思いますが、ほどほど辛いレベルだと思います。もう少し辛くしたい場合はカイエンペッパーを小さじ1と1/2くらにすればよろしいかと。
もう少し辛さを抑えたい場合にはカイエンペッパーを小さじ1/2くらいかと。
適宜調整してください。
結構気に入っているレシピです。
今日も美味しくいただきました。
以下、スパイス関連の購入情報を貼り付けておきます。
★ホールスパイス
シナモンスティック
カルダモン
マスターシード
タカノツメ
★パウダースパイス
カイエンペッパー
コリアンダ
ブラックペッパー(粗挽)