ゴルフクラブのグリップ交換 備忘録

前回から随分と時間が経ってしまいましたね。

 

前置きはさておき、ゴルフクラブのグリップ交換の備忘録を記しておきます。

 

まず必要なものです。

 

もう使ってしまった後の写真ですが、きちんとした商品外観は写真の下のリンク先を参照ください。

グリップ交換用の潤滑剤(写真のスプレー缶)とグリップとクラブを接着する両面テープ(写真右下)とグリップ挿入用のアダプタ(緑色の円錐形のもの)のセットです。

 

f:id:dong-gabacho:20180218174015j:plain

 

 

それと古いグリップを切ってクラブから外すための専用カッターです。

f:id:dong-gabacho:20180218174958j:plain

 

 

それと肝心の新しいグリップと予備の潤滑スプレー。こちらは写真無しなのでリンク先を参照ください。

 

 

 

潤滑剤と両面テープのセットのパッケージ裏に交換の仕方が書いてありますし、YouTubeで「ゴルフクラブ グリップ 交換」で検索すると、上記のものを使って交換する動画がアップされているので参考にしてください。

 

今回交換中の様子は、潤滑剤で手がベタベタになったので写真は撮ってません。

備忘録ということで字面ばかりですがご容赦を。

 

【1】古いグリップをクラブから外す

まずは古いグリップをクラブから外すのですが、これは専用カッターを使って古いグリップを切り割いて剥がします。

グリップのゴムに引っかけられるような特殊な形をしてますので、取り扱い説明書どおりの使い方をしてください。

結構な力が要るので、扱い方は取説の注意事項通りにするのが良いかと思います。

(でないとケガをしますので)

 

当初、これは普通のカッターで代用できると思ってましたが、ちょっと無理かもしれません(やってませんが)。クラブに付いている古いグリップを切るのに結構な力が必要なので普通のカッターでやるとケガをしそうで怖いです。

 

【2】クラブに残っている古い両面テープを取り去る

古いグリップが剥がれたら、クラブに残っている古い両面テープをきれいにとります。

(これをやらないと新しいグリップを付けたあとに、グリップ部がデコボコの感触が残るそうです。)

このとき潤滑剤を使うと良いらしいのですが、潤滑剤は揮発性が高くすぐに乾燥してしまうのでうまくいきませんでした。だから地道に指の腹を使って剥がしていきました。

この作業が一番根気が必要で時間がかかりました。

 

なお、この作業に灯油を使うと良いらしいとのことですが、部屋の中での作業で灯油臭くなるのがいやなのでやっておりません。

もしガレージや作業場、あるいは屋外など、灯油を使うのに問題ないところで作業できるなら試してみてはどうでしょうか。

自分は試してないので作業性などは保証できませんが。

 

【3】クラブに新しい両面テープを貼り付ける

さてクラブから両面テープが剥がれたら、両面テープの剥がし残しやその他汚れを取り除くため、ウエスに潤滑剤を吹き付け含ませて、このウエスでクラブのグリップを付けるところをきれいに拭きます。

 

そのあとに両面テープを貼り付けますが、この両面テープは結構な粘着力な上に、一度クラブに張り付けた後に、貼り付け位置の調整などで剥がすのはNGと思っておいてください。

一度張り付け直そうと思ってクラブから両面テープをはがしたら粘着剤だけが残ってしまいました。

(この作業は失敗です。粘着剤が剥がれた両面テープは廃棄です。さらに、粘着剤をクラブからはぎ取る作業に戻ってしまいました。涙)

 

それと両面テープはグリップの挿入長さより1cmほど短めに張り付けるのがポイントです。

(セロテープなどでグリップが挿入される境目に目印をつけ、そこから1cmほどグリップエンド方向からテープを貼り付けはじめます。)

張り付け方は、グリップにスパイラル上にするのではなく、グリップの長手方向に、グリップエンドを折り返し点としてテープをクラブ長手方向に往復させるように貼り付けます。(写真がなくてすみません)

 

その後クラブに張り付けた両面テープの保護シールを剥がして粘着面を露出させますが、このとき粘着面に異物など付かないように注意が必要です。

グリップ部分に物が触れないようにクラブを立てかけられるような準備をしておくと良いです。

 

【4】新しいグリップをクラブに挿入する

 さてこの作業が重要です。

強力な両面テープ粘着面が付いているクラブにゴムのグリップを挿入するうえでスプレー缶の潤滑剤が必要になります。

なおこの潤滑剤、グリップの中とクラブの両面テープ粘着面の両方に吹き付けますが、量をケチると失敗します。

(一番最初の作業では、グリップの中、クラブの両面テープ粘着面の両方とも潤滑剤が足らず失敗しました。

新しいグリップを10cmほど挿入したところで、まったくそこから挿入できずグリップと両面テープが強固に貼りついてしまいました。

したがってグリップを抜くこともできません。

泣く泣く作業を中断し、挿入途中の新しいグリップをカッターで切り裂いてクラブから外しました。当然新しいグリップは廃棄。さらにクラブに付いている両面テープ粘着面には、グリップ挿入に難儀したときに異物やらゴミが付いてしまって使い物にならず。両面テープを剥がすところまで作業が手戻りです。)

 

なお潤滑剤は揮発性が高いのでここからの作業は素早く、かつ落ち着いていきましょう。

 

①まず、新しいグリップの内側に潤滑剤を吹き付けます。グリップエンド側に穴が開いているのでこれを指でふさぎ、反対側からスプレーを吹き付けます。

潤滑剤を吹く時間は、およそ3秒前後です。

グリップエンドの穴とグリップの挿入口の両方を指でふさいで、グリップの中で潤滑剤が全体にいきわたるようにグリップを左右上下に揺らします。

なおこの時穴をふさいでいる指に潤滑剤の液体を感じますし、グリップ挿入口の指を外すと潤滑剤が漏れてきます。量はこれくらいでOKです。

なお、潤滑剤の漏れる量が最小になるようにグリップ挿入口を少々高くして水平なところに一旦グリップを置きます。

 

②次にクラブの両面テープ粘着面にまんべんなく潤滑剤を吹き付けます。

その後、グリップエンド部分(グリップを挿入するとき最初のクラブの先端部)には多めに潤滑剤を吹き付けます。

なお、潤滑剤が下に垂れるほど吹き付けます。

なので作業するときは下に新聞紙などを敷いておくのが良いでしょう。

 

③その後素早くクラブにグリップを挿入します。

グリップにメーカー名が入っているときには、その面がアドレス時にきちんと空を向くようにグリップの方向に気を付けます。

最後まで挿入できたらグリップのたるみを取って、さらにグリップエンド部分を床などに叩きつけて、グリップエンドまできちんと挿入します。

 

④潤滑剤は両面テープの粘着剤を溶かすようで、クラブに潤滑剤が付くと結構ベタベタします。なのでベタついているところは潤滑剤をウエスに含ませて、それできれいに拭きとります。

 

 

さて作業は以上ですが、実は2回ほど失敗して、1回は新しいグリップ破棄となってしまいました。

 

クラブはアイアン10本と、ウッド1本の合計11本について作業をしましたが、2回失敗があった影響と思いますが、潤滑剤が1缶では足りませんでした。

(予備を買っておいてよかった)

 

次回は何年後かわかりませんが、この備忘録でポイントを思い出して失敗無しでできるようにしたいと思います。

 

ではでは!

 

「ところで最近自転車乗っているのか、お前は」、というような突っ込みは無しということでお願いします。。