ドアミラーウィンカーレンズの小傷修理(DIY備忘録)
夏の暑い盛りのころのことですが、狭い立体駐車場でドアミラーをこすってしまいました。小傷なのでパッと見はわからないのですが、とはいえそれなりに気になります。
傷がついているのはウィンカーレンズの部分なのでここだけ交換しようかと思いましたが、車のパーツって結構いい値段するんですよね。
きちんと調べていないですが、たぶんこのパーツだと7千~8千円くらいかと。
いや、それどころかレンズだけ交換なんてできない構造になっているかもしれませんね。
なのでDIYで修理することにしました。
最初は車のボディ用の小傷消し液体コンパウンドを使ったんですが、それでは消せなかったので、耐水ペーパとコンパウンドを使ってやることにします。
用意したのは以下です。
耐水ペーパ―の番手5種セット。
それとコンパウンドも番手3種セット。
それとマスキングテープ。
まずはマスキングテープで傷の周りをマスキング。
さて、ここから耐水ペーパ―で番手を上げながら傷を消していきます。まずは一番粗い400番からスタートしようかと思いましたが、400番はやすり面を指で触ると結構粗いので、この傷には少々不向きと思いました。
なので1000番 ⇒ 1500番 ⇒ 2000番 ⇒ 3000番と行きたいと思います。
まずは1000番から。
傷に合わせて耐水ペーパ―を小さく切って使います。
1000番の耐水ペーパ―で、傷面に水を少々付けて研磨します。研磨すると全体が白っぽく曇ったようになりました。
もとの傷が見えなくなるまで研磨します。
(マスキングテープの開口部が狭すぎて耐水ペーパーをかけるのがやり辛かったので途中でマスキングテープの位置をずらしてます。)
番手を1500番 ⇒ 2000番 ⇒ 3000番と上げていきます。
1000番では研磨といってもざらざらとした感触があり少々大げさに言うと「削っている」という感覚でしたが、さすがに3000番はやすり面が非常に細かく、「磨いている」という感触になります。
さて3000番で磨き終わりました。
1000番で磨き終わったときよりも曇り方が薄くなった(透明度が増した)ような仕上がりになってます。
さてここからはマスキングテープを外してコンパウンドで磨いていきます。古着の綿のTシャツのウエスにコンパウンドを付けて磨きます。
まずは3000番から。
まだちょっと曇りが残っているようです。
では番手を上げて7500番で磨きます。
ほほー、結構仕上がってきましたね。写真ではわかり辛いですが、まだちょっとだけ曇りが残ってます。
最終番手、鏡面仕上げの9800番で磨きます。
ほえー、本当に鏡面仕上げ、曇りが完全に消えてきれいになりました。
いやいや、想定以上の仕上がりに大変満足です。
コンパウンドで仕上げるといっても、透明のレンズに耐水ペーパ―をかけるのは少々抵抗がありましたが、やってみて正解です。
傷がついていたことなんてまったくわからないきれいな仕上がりです。
ま、あくまでもDIYですので、このブログを参考して同様の傷消しにトライされる方は自己責任で、ということでお願いします。