関数電卓

私が高校生のころは電卓が一般的になってさらに関数電卓がまさに日進月歩で進化していた時代でした。

今から考えてみると関数電卓マニアだったのではないか?というくらい、関数電卓を買い替えてました。

というのも、そのころの関数電卓の進化軸は関数の搭載数で、15関数とか24関数とか、そういう宣伝文句で関数の搭載数が増えていた時代です。

ですから関数の数が増える度に新しいものが欲しくなって買い替えてました。

関数の数が増える度に買い替えていたなんで、マニアですね。

そのときはカシオとシャープが二大巨頭(今でも同じ構図なのかな?)で良きライバルという感じでしたね。

 

そして大学生になるかならんかのころに、関数電卓の最高峰としてBASICプログラム機能を搭載した電卓が発売されました。

カシオとシャープはどっちが先だったか忘れましたが、ここもマニアっぷりを発揮してカシオ製のもの(FX-702P)もシャープ製のもの(PC-1500)も両方買いました。マニアだなー。

 

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特にシャープ製のPC-1500(PCはポケットコンピュータの意味です)はその当時4色プロッタをアタッチメントとして電卓本体に装着できたり、プログラミング用のメモリを増設できたり、PC-1500用のプログラム集の本が発売されたりで、マニアの間ではちょっとブームになったほどです。

メモリ、プログラム集、すべて買いました。マニアというより馬鹿(^_^;)

 

まあもろもろプログラムも作ってなんかのデータのグラフをプロッタで印刷したりして楽しみましたが、大学の実験レポートにもプロッタで印刷したグラフを貼り付けたりして使ってました。

今から考えると、そのためのプログラムを作るよりも手計算でやった方のが早くレポートを終えられたような気がしますが。。。

一番自分で「使えたな」と思ったのは複素数の加算、減算、掛算、除算ができるプログラムかな。

大学の試験勉強のときに役立ちましたね。

 

そしてその電卓で作ったプログラムを記憶するのがマイクロカセットレコーダだったんですよねー。

そのためにマイクロカセットレコーダも買いました。

プログラムデータの記録/再生の時間が半端なくかかりました。。。

 

なんとも大昔の黎明期というような時代でしたね。

 

そのときに買い集めた電卓をすべて取っておけばよかったなーーーなんて後悔先立たずです。