ギター弦の張替え 備忘録
本日はギター弦の張替えの備忘録です。
諸先輩方は「そんなの知っとるわ」という内容でしょうけど。
忘れっぽいので備忘録として記しておきます。
ギターの弦の張り替えは、チューニングを狂いにくくする目的で、ペグに弦をある程度の量だけ巻き付ける必要があります。
と言っても、巻き付け量が多過ぎると逆にチューニングが狂い易くなります。
それを加減しながら弦を張るのですが、その加減を毎回手探りでやるのも何なので、ある程度見当を付けるやり方を備忘録としておきたいと思います。
まず比較的理想的(と自分で思っているだけです)な弦の巻取り量と巻き付き状態の写真です。
こちらの写真は6弦のペグですね。
ヘッドに埃が写っているのはご愛敬ということで。。。
さてさてペグへの巻き付け量の測り方ですが、手のひらを開いたときの親指と小指の先端の間隔を一つの目安としたいと思います。
まずは弦をサドルに固定し、ペグには最初の巻き付けを行います。
写真は3弦の例ですが、まずペグの穴に弦を通しますが、弦にテンションをかける側に回すのは写真のペグが右に回る状態ですので、それを考慮して最初に弦を通します。
ようはギターが写真の状態でペグの弦を通す穴が上下になるようにして弦を上から下に向かって通します。
そして下の写真のように15フレットあたりに人差し指を置いて、親指に弦をひっかけペグの穴に弦を通した状態でフレット側の弦のたるみが下の写真のようになるようにします。(この弦のたるみがペグに弦を巻き付ける量になります)
上記の如く弦のたるみ量が決まったところで、下の写真のようにペグ側の弦に折り目を付けます。
右手は上の写真のままです。
そしてペグにワインダーをセットしてグリグリと弦を巻いていきます。上の写真でペグの弦を巻き付ける部分を右に回していきます。
そして大事なのが次のポイントです。下の写真のように弦の折り目を付けたところがネック(ナット)からきている弦の下を通るようにします。
そして次なのですが、さらにペグの弦を巻き付ける部分を1回転させ、次は弦がペグの巻き付け部の下方に巻かれていくようにします。下の写真の通りです。
このようにグリグリと弦を巻き付け、ペグの弦の巻き付け部に弦を下方にどんどん巻き付けます。
それでこの時、右手はどうするのかというと、弦のたるみが少なくなって上方の写真の状態を維持するのが難しくなったら弦を下の写真のように持ちます。
ようするに、まだ弦にたるみがあるので、弦をナットの溝に沿うように適当に弦にテンションをかけるようにサポートしながら弦を巻きます。
てなことで、以上は3弦で説明をしましたが、これを6弦からやっていきます。
厳密に言えばペグに巻き付く弦の太さが違うので、6弦から1弦まで同じ巻き付け量ではないはずなのですが、ま、今回はざっくりと、ということで。