サイクリングロードでのヒヤリ対策 自転車で走るとき注意すべきこと3つ

昨日も、浅川、多摩川サイクリングロード(CR)を走ってきました。

この時期は本当に気持ちがいいですね。

前回の日記では、CRの課題提起だけにとどまり、自分としては結びをしっかりせずにしてしまい、ちょっと消化不良気味なので今回は切り口を変えますね。

 

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前回も書きましたが、サイクリングロードは利用ルールの周知が不足しているので、積極的に事故を起こさない自衛努力が必要です。

 

以下自分なりの経験に基づく注意すべきこと3つを記します。

あくまで私見ですので、万全ではないかもしれないことは予め了承願います。

 

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①歩行者、ランナー、ゆっくり走る自転車(特にママチャリ)を追い越すときは間隔を十分に開ける。

 

自分の走行速度を落とさず追い越すときには十分に間隔を開けます。最低でも1.5m(追い越す対象の身長と同じくらいが目安)は開ける必要があるでしょう。

この間隔が取れないときには、間隔が取れる状況になるまで速度を落として待ちます。あるいは一旦CRの端に停止してもよいでしょう。

 

【過去にヒヤリとしたこと】

◆お年寄りのランナーを右から追い越そうとしたとき、そのお年寄りが後方確認せず急に右回りでUターンしました。

急ブレーキをかけて衝突は避けられましたが、一歩間違えれば老人にケガをさせていたかもしれません。

やはり追い越すときに十分に間隔を開けることが重要です。

 

◆昨日、若い女性ランナーを追い越す際のことです。

たぶん女性ランナーが顔に向かってくる虫を避けようとしたんだと思います。

ボクサーのように(後方確認せず)急に右にステップを切ったのです。

そのときは追い越すときに女性ランナーとの間隔を1.5m以上とっていたので大丈夫でしたが、一瞬かなりヒヤリとしました。

 

◆下に添付した写真の右下は、まさに歩行者をサイクリストが追い越す様子が映ってますが、間隔は1mくらいでしょうか。これでは少し間隔が不足していると思います。もう少し余裕を見るなら1.5mくらい必要というのがわかると思います。

 

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②未就学児童や小学生を発見したら、とにかく徐行(歩行するくらいの速度)する、もしくはいったん停止する。

(状況による対応が必要だが基本は安全側に倒す)

 

未就学児童や小学生は動きが早いうえに、周辺の状況判断などしません。だから大人の常識外の、まったく想定できない動きをします。

これの対応策は上記しかないです。

自転車といえど、体の小さいこどもにぶつかれば、大きなケガをさせることになりますので。

どんな状況であれケガをさせたら本当に不幸です。

 

【過去にヒヤリとしたこと】

◆CRの左端にいた子供(小学生低学年くらいと思います)が、右端に居る親に向かって急にCRに飛び出してきました。

このときは徐行しておりませんでしたが、急ブレーキで事なきを得ました。

以後、この経験から上記②を徹底するようにしてます。

 

◆昨日のことですが、河原でバーベキューやテントを張る人が多いエリアがあります。

当然のことながらその近くのCRには大人・子供がたくさんいるのですが、そこを通過するときはもう徐行しかありません。

しかし、そのエリアを徐行せずにそこそこのスピードで走るサイクリストが結構居ます。

昨日、自分がそのエリアで徐行していたら、結構なスピードで自分を追い越すサイクリストがいました。

すると目の前にいた子供が、子供同士でじゃれていたのだと思います。急に先のサイクリストに向かって走っていきました。

そのサイクリストはハンドルを切ってギリギリ子供を避けて何事もなかったのですが、サイクリストは去り際に、子供に怒鳴りつけてました。

怒鳴る気持ちはわからないではないですが、歩行者やランナーを怒鳴つけたり、不幸な事故が多くなると、CRから自転車が締め出されてしまうかもしれません。

CRの、全国統一のきちんとしたルールとその周知、認知、環境整備ができるまでは、歩行者・ランナーと共存の意識を忘れずにいないと、結局は自分たち(自転車利用者)に跳ね返ってくると思います。

 

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③CRを横断できるペイントがあるところや、河原や一般道からCRへ続く階段や小道があるエリアは細心の注意を払って走る。

とくにそのエリア付近に歩行者、ランナー、遅いママチャリがいるときには、子供同様に予測不能な動きをするので、そのときには徐行する。

 

【過去にヒヤリとしたこと】

◆CRの左側を走っていたランナーを右側から追い越そうとしたときです。そのランナーが自分の目の前で(後方確認せずに)急にCR右側にある一般道に通じる小道に向かうためにCRを横切るように右側に進路を変えました。

これも急ブレーキで事なきを得ました。

このときは上記①の十分な間隔をとっていたのですが、ランナーはCRを右に横切ったので、これだけでは対応が不十分でした。

ですので、歩行者、ランナー、遅いママチャリがいるときは、このエリアは徐行しかないです。

 

◆中年男性が乗った遅いママチャリに、CR横断エリア手前で追いつきました。

そのママチャリはCR中央付近を走っていたのですが、すっと左端に寄りました。

ちょうどよいとばかりに遅いママチャリを右側から追い越そうとしたらそのママチャリが急に(後方確認をせずに)、CRを横切りました。

そのママチャリは、CRから一般道に出られる右側の小道に入るために、大きく右ターンをするために一旦左によってから右に曲がった(CRを横切った)ものと思います。 

このときも急ブレーキで事なきを得ましたが、かなりのパニックブレーキで後輪がロックして転びそうになってしまいました。

この経験から上記③を心に刻んでます。

 

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以上、参考になったでしょうか。

 

 CR(サイクリングロード)って、週末の余暇を楽しむには公園に匹敵するくらい良い場所だと思います。

上記が、CRを安全、快適に楽しむための一助となればと思います。

CRの、全国統一のきちんとしたルールとその周知、認知、環境整備ができるまでは、歩行者・ランナー・自転車の共存の意識を忘れずに、安全に楽しくCRを利用したいと思います。

 

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