スポーツグラス

待望の三連休というのに風邪を引いたようで、自転車で走りに行けません。先週の日曜日あたりから調子が悪かったんですが、すぐ治るだろうと思って、特に薬飲むとか医者に行くとかしないで放っておいたら全然よくならず、結局、本日医者に行って薬をもらってきました。医者の薬といってもウィルスを直接やっつける薬は世の中にはなく、これ以上ウィルスを増やさないようにするための抗生物質と、のどの痛みや鼻水を止めるための対処療法薬なんですけどね。とはいえ、処方された薬を飲んだら、まあよく効くこと。少々からだが重い以外は治ってしまったように錯覚します。ま、ここで治ったと思い込んで無理をするとロクなことはないので今日は大人しくしていたいと思います。

ということで、、、なんて、まったく脈絡ありませんが、本日自転車関連のモノを整理していたらスポーツグラスが出てきたので今日はこの話題ということで。

なんだかんだと5個も持っていたんですね。数えたことなかったので意外と持っているな、と改めて思った次第です。

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いま普段週末の自転車走行で使っているのは、和物のOGKカブトのビナートですね。レンズが3種類付いていて、写真のものはブルーミラーで夏用です(夏用というのは自分で勝手に定義してます)。あとは薄いブラウン(冬用)とクリア(使ったことない)が付いてます。

結構値段も安くコストパフォーマンスが良いので気に入って使ってます。

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(写真はピント範囲が激浅ですがご容赦を。カメラのフラッシュが修理中のため無いので絞り開放で撮ってます。)

次は洋物の、懐かしいルディ・プロジェクトです。自転車ロードレースでスポーツグラスが普及し始めたころの1980年代後半くらいに買ったものです。流石にデザイン的には古さを感じますが、いまでもたまに使ってます。われながら物持ちいいねー。

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レンズの真ん中上方にRUDY PROJECTの上に横長のベンチレーション用の穴が開いてます。

フレーム上部の額が当たるところには汗止めのスポンジが付いていたんですが、加水分解にやられてぼろぼろになったので取ってしまいました。無くてもまったく問題ありません。

さてさて、お次は和物、スワンズ山本光学)の、、、たしかガルウィングって名前だったと思います。1990年代にマウンテンバイクに乗り始めたときに使っていたものですね。これはほぼクリアレンズなんですが、角度によって玉虫のような色が付いており、紫外線は通さないと言うレンズです。マウンテンバイクで山の中を走るときは、木陰と日向の明るさの違いが大きく、木陰では大きく光をさえぎるようなレンズだと視認性が悪く、またクリアレンズでは日向では眩しく、、、ということを解消するためにこのレンズを使ってました。本当は調光レンズが良いのでしょうけど、そのころスポーツグラスではそういうものは無かったと思います。

これを着けて山の中をさんざん走り回っていたので、写真ではわかり辛いですが、レンズが傷だらけです。傷を見ているといろいろと楽しかったことを思い出しますね。

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1990年代のマウンテンバイクを乗り回していた頃、普段の通勤でもマウンテンバイクを使っておりました。私はコンタクトレンズを使っているもんで、スポーツグラスを使わないで自転車で走ると涙がちょちょ切れたり、目にゴミが入って大変痛い思いをしたりするんですよね。ですので、通勤でもスポーツグラスを使いたかったのですが、どうも普段の通勤でしかも普通の服装でスポーツグラスを使うと目立ってしまう気がして、あまり使う気がしませんでした。

そんなとき見つけたのがこれです↓

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前出のスワンズガルウィングのクリアバージョンです。これはレンズがクリアなだけでなく、フレームもクリアなんですね。だからこれを着けていても「いかにも」ではなく「さりげない」感じにできたので、通勤では気に入って使ってました。

しかし、この2つのガルウィング、両方ともフレームのツルの内側に滑り止めのゴムが貼ってあるのですが、これが加水分解を起こして、ベタベタな状態です。なので今は使うことは無いですね。捨てるのがもったいないので持っているだけです。

ルディ・プロジェクトのスポンジにしても、ガルウィングのゴムにしても経年変化による加水分解は厄介です。

さて、最後ですが、ユニクロで売っていたサングラスです。とても値段が安く、確か¥1000台前半だったと記憶してます。モノのつくりもソコソコでこんなのがあったら、前出のスポーツグラスなんて要らないんじゃないの?なんて思いましたが、そうではないんですね。

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以前になんどか自転車乗るのに使ったのですが、結構風を巻き込んで目にゴミが入るんです。それと頭の後ろに太陽があると、レンズの内側がギラギラしてとても視認性が悪くなるんですよね。レンズそのものによるものなのか、フレーム全体のデザインによるものなのか、良くわかりませんが。

ですのでこれはクルマの運転のときに使ってます。

スポーツグラスのブランドものは、机上でデザインを決めて作るだけでなく、いわゆるフィールドテストをやって、その結果をフィードバックして最終的にデザインを決めているんでしょう。そこには人手がかかり、時間がかかるので、それなりの値段になる、と推測してます。値段の差はそういうことなんでしょうね。

さてさて、実はルディ・プロジェクトを使っていた頃、オークレイも使ってました。ただ、これはマウンテンバイクで転倒したときに壊してしまったんですね。オークレイの最近のものはだいぶ進化しているようですので興味があるんですが、結構OGKを気に入っているので、、、買わないだろうな、きっと。

これ以上持ち物を増やしてどうするってのもありますしね。