バーテープの交換(備忘録)

バーテープが破れかけているので交換しようと思います。このように、たまにしかやらないようなロードバイクのメンテ作業はコツを忘れてしまい、やたらと手間取ったり失敗をしたりするので、自分用の備忘録としてブログを利用したいと思います。今回のバーテープ交換もコツのひとつを忘れてしまい失敗をやらかしてしまいました。

今回は写真のバーテープに交換します。近くの自転車ショップにあったもので、比較的安めのものを選択。フィジークなんて使ってみたいのですがいかんせん値段が倍以上するもんで。。。

とはいえ値段の割りにモノはしっかりしてます。表面は合皮のようですが安っぽくないです。テープ中央には硬めのスポンジも入ってます。

写真に写っている右端の黒いテープは、バーテープの巻き終わりの端を止めるためのもので、このバーテープの説明の書によるとフィニッシングテープというそうです。「フィニッシングテープ」なんてはじめて聞く呼称だけど、一般的なのかな?

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まず最初にハンドルバーに沿わせている変速機のアウターケーブルをきちんとビニールテープなどで止めます。これは前回の交換時にやったものが残っていたので、緩んでいるところのみ交換します。このテープはセロテープだと強度がないので、耐候性且つある程度の強度があるビニールテープを使ってます。

止める箇所は写真のように3箇所くらいでしょうか。写真の向かって一番左側はバーテープが巻き終わる際くらいのところに。2番目はバンドルがカーブし始める入り口くらいに、最後3番目はブレーキレバーのブラケットに入る手前で且つハンドルのカーブの出口くらいです。なお、写真の3番目のものはハンドルバーからアウターが浮いてしまっておりますが、これは写真を撮った後でビニールテープを交換、しっかりとハンドルバーに沿わせております。

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バーテープの端を10cmほど切り取ってブレーキレバーのブラケット裏の目隠しにします。

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ブレーキレバーのブラケットのゴムをまくり上げて目隠し用のバーテープを写真のように貼っておきます。

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さて、早速バーテープを巻き始めるのですが、最初のポイント(コツ)ですね。巻き始めはハンドルバーの下部端からで、バーテープの最初の巻き始め1周分はバーテープの1/3ほどをハンドルバーの淵からはみ出すように巻きます。また、この最初の1周分はバーテープは斜めに巻きません。今回はここを忘れてしまい、巻き終わった後に気づいて最初から巻きなおすハメになってしまいました。巻きなおすときバーテープがきれいに剥がれたので助かった。

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あとはぐりぐりと緩みがないようにバーテープを巻いていきますが、巻くときにはハンドルバーに巻いてあるバーテープの1/3くらいに重ねるように巻いていきます。とくにハンドルがカーブしているところは注意しないと隙間ができてしまったり、バーテープ同士のカカリがぎりぎりになってしまったりするので注意が必要です。

最後の巻き終わり部は、ハンドルバーのステムでクランプされる部分の太くなっているところの太くなり始め付近が良いようです。バーテープの端がハンドルバーの下面(地面に向かっている側)になるようにはさみなどで切ります。またバーテープの端の幅は仕上げに使うフィニッシングテープ(黒いテープ)の幅よりも少し狭目になるよう、バーテープの端からバーテープの長手方向に斜めにはさみをいれます。

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最後に巻き終わり部にフィニッシングテープを巻きつけますが、若干バーテープの端を覆うようにハンドルステム寄りにずらして巻きつけます。

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さて巻き始め部分ですが、1/3ほど余らせたバーテープの端をハンドルバーの内側に畳み込んでバーエンドキャップを上からはめ込みます。これで見た目がきれいになるわけで。

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これでできあがりです。

実は、巻き始め部分を失敗して1度巻き直しをしたのですが、このときにハンドルのカーブ部分でバーテープの重なりがとても少ないところができてしまいました。1度巻き直しをしているので流石に3度目はためらいがあります。まあ、ギリギリですが隙間ができなさそうなので、良しとします。ここに隙間ができてしまったら、、、そのときにはやり直しが効かないから暫くその状態を我慢して、適当なタイミングでこの備忘録を読みながら新しいバーテープを巻いてみたいと思います。

さて、この記事は、私の自己流の自分のための備忘録ですので、あくまでも「こんなやり方をする人がいるのねー」という参考程度にしていただきたくお願いします。

この記事をもとに作業された結果について、当方は責任を取りかねますのであらかじめご了解ください。