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自転車通行区分 つづき

 写真は何年か前にオーストラリアに出張に行ったときシドニーの街中で撮ったものです。

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特別なところでも何でもなく、普通のオフィス街の路地なのですが、グリーンの自転車専用道があるんですね。ここだけでなく他にも街中のあちらこちらで見かけました。本当はそれを全部写真に収めたかったのですが、なにせ仕事で移動中だったもので。。。

写真はありませんが、以前にやはり出張でフランスのグルノーブルに行ったときも、同じように街中に普通に道路の両サイドにブルーにペイントされた自転車道がありました。

何かの本で読んだことがありますが、先進国の中で日本のように歩道に自転車を走らせる国はほぼ皆無とな。

最近、当局は歩道での歩行者と自転車の事故が増えたため、自転車は車道を走るように、との指導に変わりました。

しかし、日本の道交法はずっと昔から自転車は車道を通行する、というものだったのですが、昭和40年代の高度成長期に伴う交通事故が激増したためその対策のひとつとして暫定的に自転車は歩道を通行する、という指導が始まり、今日にいたっているわけです。

つまり、ついこの間まで多くの我々日本人が自転車は歩道を通行するものと思っていたのは、高度成長期の交通事故激増対策のあくまでも暫定措置だったわけです。

最近になって「本来の形」に戻して、自転車は車道を通行せよ、、、と言ってもね。。。高度成長期の経済優先という考えのもと自動車優先の道路ばかりを沢山作ってきたもんだから、自転車が安全にまともに通行できる車道なんてほとんどないじゃないの。くるま優先という考えでも、道路で最も弱い立場の歩行者のための舗道やらガードレールなどを作ることはさすがに当局も知恵が回ったようですが、自転車は「暫定的」という居場所がないような状況がずっと解消されないままです。

いつになったら、オーストラリアや他の先進国のような自転車専用路やレーンの整備を行うつもりなのか、この国は。。。